何気なく使ってた「ダメ/やめて」という言葉を考えてモヤモヤ
とっさに出てしまう「ダメ」という言葉
PCでブログを書いたりやネットサーフィンをしていると、姫さんが「よいしょっ、よいしょっ」とハイハイで近づいてくるんです。けど、彼女は私に興味があるのではなく、『充電ケーブル』に興味があってやってきます。私はMacを使っているので、充電ケーブルは彼女の手で引っ張れば、いとも簡単に抜くことが出来ます。
引っ張って、歯がため代わりにケーブルを噛みます。噛むだけならいいのですが、寝返りしながら噛むので首にケーブルが絡んでとても危ないのです。
そこで思わず「ダメ!」と言うんですが、彼女には全く効果なし。
振り向きはするんです。けれども、にこってその日1番の笑顔をして再び噛み噛みを始めます。
まだ生後6か月の姫さんには、口で言うよりママが近くに行って阻止するのが一番効果があるのに、なんでか言ってしまうんですよね…。
「ダメ!」
「ダメダメダメダメ!…ダメだってば〜!」
「ダメ」と言ったら「行動をやめる」しつけ
私が「ダメダメ」とダメダメ星人になっていると、部屋の中が少し静かになるんです。周りを見渡すと、ちょこんとかわいくお座りしている仔が目に入ります。
ドロ氏です。
ドロ氏には、いけない行動をとった時、その行動をやめるようにずっとしつけてきました。まだまだ100%ではないにしても、「ダメ」と言われると「行動をやめて、お座り」。だから姫さんに言っている「ダメ」という言葉にも反応してしまうんです。
「これでは姫さんへのしつけでダメという言葉は使えないなぁ〜」と、そんなことを思いました。
「ダメ」と「やめて」は行動をやめる判断をする人が異なる
自分の中も熟考できていないので、個人的な考えとして捉えていただきたいのですが…
ドロ氏のしつけの関係もあり「ダメ」という言葉が使えないことに気づいた私が、姫さんに注意する時に使用し始めたのが「やめて」でした。
「やめて」という言葉は、日常において結構使用していると思っていたのですが、直接誰かに「やめて」なんて言うことは滅多にないなぁ〜と、その時初めて気づきました。
「やめて」という言葉を使う時って、例えば、友達に「パパさんが休日昼間で寝ててさ…アレ、本当やめてほしいんだよね…」(笑)とか、くすぐられたり、嫌なことされそうな時に「やめて〜!やめて〜!願いだからやめて〜!」とか、そう言う場面のような気がするんです。
今までいかに自分が「ダメ」という言葉を使ってきたのかを悟ったのですが、同時に「ダメ」という言葉のあまりよろしくない部分と「やめて」という言葉の持つよい部分が見えてきました。
「ダメ」って、「これやっていい?」とか、許可を求める行為に対する回答で、否定や却下の意味なんじゃないか…って思うんです。
そして「やめて」は、そのままですが行為をやめることを依頼・命令する意味なんじゃないか…って。。。。「やめて」の後には、「(欲しい)」という言葉がこっそり隠れている気がするんです。
って、書いてたら、国語の問題だなぁ〜なんて、幼稚なことというか常識的なことを書いている気がしてとても恐縮です。私の頭の中でふわっと浮かんできて今つらつら書いていることが間違っていたらコメント(教えて)ください。<(_"_)>
「ダメ」と「やめて」の違いは、今起きている、あるは、これから起きる行動の判断をする人が違うってこと。
「ダメ」はダメって言った人が判断をしていて、「やめて」はたとえ「やめて」と言われても、やめるかどうかは行動をする人が判断するのだなぁ〜って思ったんです。
こんなこと…なのですが、今まで相当ダメダメ言ってきたなぁと思いましたし、言葉の持つその意味から、ダメダメ星人だった私って人の行動に干渉してきたんじゃないか…とか、変に考えてしまいました。
実際、「ダメ」も行動をやめる依頼の意味を含めて使ったりもしているので厳密にというわけではないですが、聞き手によっては「厳しい人だなぁ」なんて思う人もいるんじゃないかな。
少し脱線してしまったのですが…
ただ、今回なぜこんなことを書いたのかと言うと、「やめて」という言葉は、しつけ・育児においてはふさわしい言葉だなぁ…と思ったからなのです。育児をしていると、やはり保護者であるためか、何かと口出しをしてあれこれ「ダメー!」と言ってしまう気がするんです。(まだ姫さんは生後6か月なので、そんな意思疎通できるシーンはないのですが、きっとこれからが私がダメダメ星人になってしまうんじゃないかな…と想像できてしまったのです。)
でも、それじゃ子供の自主性・主体性が養われないんじゃないか…ってことに気づいたのです。ダメダメ星人だと、子供から「ママがダメって言ったから…。」「ママはいっつもダメって言うじゃん」とか言われちゃう。でも、その子の判断って、「ママがした」なのですよね。けど「やめて」だと、判断は子供がするものだから、「ママはやめて…と言ったけど、やめた・やったのは自分でしょ?」ということになって、子供が自分の行動に少しでも責任を持つようになるのかな。
と、そんなことをうんぬん考えてました。
「ダメ」も「やめて」も、しつけ・育児には必要な言葉
今回、普段自分が使わない「やめて」という言葉が、子供の意志で行動を止めることができる言葉であることに気づき、その点をすてきだなぁと感じました。
もちろん「ダメ」という言葉を使うべきところもあります。しっかり保護者として、子供の行動を制さなければならない時は、強く言う必要があると思います。
「やめて」を中心に使いつつも、「ダメ」と「やめて」をシーンごとに上手に使い分けて育児をしていきたいと思いました。
キレイにまとめられていなくて申し訳ないです。
ドロ氏から意外なカタチで気づきをもらい、今まで全然気にしていなかったことなので目から鱗状態で…。まだモヤモヤした感じなのですが書き残しておきたいと思いました。
MAHALO♡
これからも本ブログをよろしくお願いします。
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2016.01.30 loveDorothy